マンダラとは


曼荼羅とは

マンダラとは、

サンスクリット語の「mandala」のことです。

意味は、

マンダ→「本質」

ラ→「所有」

「本質を有するもの」という意味です。

漢字で書く曼荼羅は通常、仏教の世界観をあらわした絵図のことを指し、この世の宇宙の法則(森羅万象)を示しています。

複雑な宇宙の真理をシンプルなシンボルで説き、

瞑想や修行の際に曼荼羅を通して世界の本質を理解したり、人に伝えるために用いられています。

マンダラの歴史


マンダラは、4世紀に仏教の僧侶が瞑想用に描いたのが始まりとされています。

 

精神科医で心理学者でもあったカール・ユング(1875年〜1961年)は、

東洋のマンダラ(曼茶羅)を知らない患者たちが、精神療法中にマンダラ(曼茶羅)によく似た図形を無意識のうちに描いていたことから、マンダラ(曼荼羅)の図形は、意識の領域の自己が無意識の領域の知識の存在を認め、統合しようとする試みだと考えました。

そういう意味でマンダラ(曼茶羅)は、それを描いた人の内面の表現であり、無意識の領域に入り込み、言葉では簡単に言い表せない心や魂のより深い部分とつながっていると考えました。

アートセラピー


アートセラピーというと、制作した作品を見て制作した人の心理分析をしてあげることもありますが、

制作することそのものが心の癒しとなります。

 

美術が苦手な人や芸術に携わったこのがない人でも簡単に取り組めるアートセラピーが人気があります。

 

マンダラアートは簡単で誰でも始められることから、

アートセラピーでよく用いいられています。

曼荼羅を描く効果


マンダラを描くと得られる効果

 

・心が穏やかになる

・心の充足感を味わえる

・瞑想状態で脳をリセットできる

・ストレスや不安を軽減できる

・血圧を下げることができる

・病気を癒すことができる

・幸福感を高めることができる

・集中力が身に付く

・自分の潜在能力を発揮出来る

・自分の中の叡智に触れることができる